お陰さまで本サイトには、英語だけでなく、スペイン語、フランス語、アラビア語など、さまざまな言語の登録通訳者の方が着々と増えております!コンセプトに賛同する旨のありがたいメッセージも複数いただき、是非ともサイトを成功させたい思いを強くする日々です。
通訳者リストが、検索サイトとして有用な規模になったら、早速方々に利用の呼びかけをしていきたいと考えています。まだご登録いただいていない通訳者の方は、お時間がおありの時に是非ご再考ください。
さて今回は、登録通訳者の方から、プロフィールの紹介文をどうしたものか…という声が聞かれることがありますので、ライターでもある運営者パーソンが、自己紹介文作成が楽になる考え方を順序立ててお話ししたいと思います。
STEP1 読み手となるターゲットを設定する。
文章の作成にあたり一番大切なことは、誰に向かって語りかけるものか、ターゲットを設定することです。
通訳者の紹介文といえばターゲットはクライアント。しかし、通訳のスタイル等によりクライアントもさまざまですね。
商談メインの逐次通訳者なら、クライアントは海外ビジネスはこれからといった中小企業の方が多いのではないでしょうか。そうすると、「通訳」にはちょっととっつきにくいイメージを持っているかも知れません。ですので、声をかけてもらいやすいような、親しみやすさを感じさせる柔らかい文調がおすすめかと思います。
会議などの同時通訳がメインの方であれば、大手企業やイベンターの方が安心して発注できるような知的さを感じさせる書き方を心がけるのが良いかも知れませんね。
ご自身に発注してくれる可能性があるクライアントはどんな人たちであるか、まず思い浮かべてみて、どんな文章が訴求力を発揮するかを考えることが文章作成の取っかかりとなります。
STEP2 ターゲットに伝えたいことは何か考える
ターゲットが決まったら、伝えたいことも浮かびやすくなりますね。自分に発注するクライアントはどんな通訳を必要としているのかを考え、スキルや実績など、魅力的に思われる事柄を挙げていきましょう。
経歴、実績の他、海外経験、留学や現地での就労歴は語学力が磨かれているような印象を与えることが多いようです。
商談通訳が主な方であれば、クライアントは言葉の通じないなかでの海外進出に緊張感を抱いている人が多いので、やはり、コミュニケーション力や交渉力、ローカルの文化や習慣の理解などがありビジネスのサポートとなることを伝えれば心強く思ってもらえるでしょう。
2020年からは、オンライン通訳が普及しつつありますので、web会議やオンラインセミナーなどの経験があり、Zoomやスカイプ、その他のソフトの使用に慣れていること、自宅の環境が整っていることなども、特に同時通訳者の方などにとってプライオリティとなりそうです。
STEP3 まずは浮かんだアイデアをざっと書き出してみる
道筋を立てて考えようとしても、文章がまとまらないことは多々あります。そんな時は、前後の脈絡を考えず、まず、略歴、勤務経験、通訳経験、海外歴、性格など、書きたいことをブロック(段落)に分けて書いてみます。それから、繋がりやロジックを考慮しながら各ブロックの順番を考えると上手くまとまっていきます。
STEP4 書いた文章は一度寝かして再確認
文章を書くにあたっては、一気に終えてしまおうとしてはいけません。考えがまとまらない時は、STEP3で書き出した事柄を適当に並べておいて、しばらく他のことをしているのも手です。
他の情報を取り入れた脳はリフレッシュされ、文章作成に戻った時に以前と比べてはかどるということは多々あります。
また、文章というものは、完成させたと思っても、後から見直すと、文法や漢字の間違いだけに限らず、文章としての全体のロジックや展開など、修正点が必ず見つかるものです。
書き上げてから、できれば一晩、時間がない時は数時間経ってから読み返し、修正することにより、文章の完成度が高まります。
いかがでしたか?少しでもお役に立てれば幸いです。悩むということは、それだけ真剣に向き合っているということ。クライアントに訴求力のある良い紹介文を書ける可能性が高いのではないでしょうか!
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