通訳になるにはどうすれば良い?私の通訳物語/パーソン珠美

 

 通訳サーチ管理人のパーソンです。ネット検索で通訳に関して調べる際によく使われるワードを調べると「通訳 なるには」など、通訳になるための方法を探しているのかな、と思われるものが散見されます。

 そこで今日は、そんな方達に少しでもお役に立てればと思い、英語のフリーランス通訳としても活動している私が、どうやって通訳をやるようにになったかをお話ししたいと思います。

 独学でやってきた語学の勉強法などはまた別の機会に譲るとしまして…そろそろ通訳ができるようになったかも?となった時点のことから、お話させていただきますね。

エージェントは敷居が高い!まずはクラウドソーシングで武者修行

 ある日、ネットサーフィンをしていて目に入った広告、それは海外で、現地ガイドや通訳など、何らかの手助けを必要とする日本人と、そのお手伝いがしたい海外在住の日本人の間を取り持つマッチングサービスのものでした。

 インターネットを使って、フリーランスを探すクライアントと、仕事を探すフリーランスを結ぶサービスをクラウドソーシングと言います。私が目にしたのも、そうしたクラウドソーシングの一種です。

 シンガポール在住の私は、渡りに船と迷いなく登録、料金設定は自分ですることになっているので…ネットでググって、日本在住で「通訳最安値」と書いておられるフリーランスの通訳の方のHPを参考に、時給1,780円にしました。

 

 

 料金設定が自由なのも、クラウドソーシングの良いところだと思います。エージェントは、その何倍もの時給を、1日の最短依頼4時間など設定して派遣しますから、初心者で海のものとも山のものとも知れない通訳などに、おいそれと仕事は振れませんよね。

 各エージェントには古株のような登録通訳者がいるのが常ですし、初心者通訳にとっては、旧来の正攻法のやり方で業界に入るのはとても大変なことなのです。

 一方、クライアント側は「そこまで逐一正確に訳してくれる通訳でなくても、大体の内容が分かれば良いから、もっと安い人がいれば…」と思っていることが少なくないのが、通訳の仕事を始めて分かりました。

 登録したクラウドソーシングが積極的に広告を打ってくれたこともあり、経験の浅い初心者通訳でも、料金を安く設定していたらなんだかんだと仕事が入ったのです。それから経験と実力が向上するにつれ、条件も変えさせてもらい、今に至ります。

通訳にとってますます頭が痛くなってきたマージン問題

 通訳の仕事をするのに便利に利用していたクラウドソーシングですが、仕事をすればするほど頭が痛くなってくるのが利用料です。クラウドソーシングの手数料は20%が相場、私がいつも利用していたサイトには、その上限がありません。

 例えば、10万円の受注があったとして、利用料が2万円になり、私が受け取るのは8万円。そこから振り込み手数料を引かれ…と、手取りはずいぶん減ります。30万円の依頼なら、なんと手数料が6万円にも!

 一方、クライアントの方も10%程度の利用料を支払っており、クライアントの「これだけ払っているのだから…」という期待と、通訳側の「もらうのはこれくらいだから…」という気持ちの間にギャップが生まれてしまう傾向が否めないのも悩ましいところです。

 昨今急に進んだ円高や、インフレによる物価高により、海外在住のエージェントも通訳者も料金を上げざるを得ない状況になっており、日本のクライアントにとって、通訳探しが難しくなっている現状もあります。

 通訳サーチなら、通訳者が定額かつ低額の年間利用料を一括で払ってしまえば、それ以上のマージンは発生しません。クライアント、通訳者ともWin Winとなれるシステムがあれば良いな、と思ったのが、このサイトを始めるきっかけでした。

通訳の手始めとしても通訳サーチのご利用を検討ください

 通訳サーチは、通訳者の経験等を記載したプロフィールが集積したサイトです。一見、初心者の方には無縁そうですが、通訳サーチの検索機能には、「無料インターン」「低料金インターン」という項目も設けています。

 実際の業務実績は少なくても、プロフィールに、熱心に行った学習やボランティアの通訳実績を記載して、まずは「ちょっとアテンドや言葉の橋渡しをしてくれれば良いから…」という需要のクライアントの依頼を待つのも、業界に入る一歩として有益かと思いますので、是非ご検討ください。

 

 

 

【通訳ってどんな人? vol.2】シンガポール在住 藤野裕子さん

「通訳」というと、どんなイメージがあるでしょうか。目にしたことがあるのは、テレビなどで雲の上のハリウッドスターやスポーツ選手のインタビューを訳す姿や、メディアで取り上げられる放送通訳、国際会議通訳など、第一線で活躍するエリート的な人くらいで、自分とはあまり縁がない人、という感覚が一般的かも知れませんね。

実際のところ、通訳の仕事は多岐にわたり、色んな方がいます。利用者が通訳者に直接依頼ができる通訳サーチでは、もっと通訳という職業の人を身近に感じ、利用を考えていただける機会が増えていくよう、登録通訳者の方にお話を聞き、掲載していきます。

第2回目は、シンガポール在住の藤野裕子さんです。フリーランス通訳として幅広い経験をお持ちですが、最近のお仕事は医療通訳が主となっているそう。海外の医療通訳の現場について興味深いお話を聞かせてもらえそうです。また、新型コロナ禍におけるシンガポールの通訳事情についてもお伺いします。

 



自分がいることで安心してもらえるならと思い現場に向かいます

ー クライアントの不安が払拭されることを喜びに

 

 

【プロフィール】

お名前:藤野裕子さん

通訳言語:英語、日本語

在住地:シンガポール

出張可能エリア:シンガポール

対応通訳形態:ウィスパリング通訳、同時通訳、逐次通訳、医療通訳、IR通訳他

豪クイーンズランド大学大学院(MAJIT)卒業。医療通訳技能検定1級合格。シンガポール在住歴は約13年。オーストラリアの大学院で通訳を専門に学び、シンガポールの日系企業にて幹部付きの社内通訳として勤務したのち、現在はフリーランスとして活躍するかたわら、通訳の訓練メソッドを取り入れた英会話レッスンも実施中。

詳細は通訳サーチプロフィールに。

 

母に強く背中を押された留学体験から英語の道へ

Q:通訳の仕事をするようになったきっかけを教えてください。

高校時代にオーストラリアに留学したのが、英語を本格的に学びたいと思うようになったきっかけです。とはいえ、留学は自分の意思でなく、英語を学ぶよう勧める母に強く背中を押された格好だったのですが。

行ってみたら留学生活はとても楽しく、英語に対する興味が深まりました。日本の大学で言語学を学び、その後、大学院で通訳の技術を習得するため、再びオーストラリアに戻ったのです。

大学院を修了して求人を探したところ、シンガポールの日系企業の正社員の社内通訳として就職できたので渡星、現地の人と結婚し、そのまま暮らしています。

 



 

新型コロナ禍で医療通訳が仕事の中心に

Q:新型コロナ禍のシンガポールでの通訳事情をお聞かせ願えますか?

シンガポールの通訳の需要は、元々、日本からの出張ありきでしたが、新型コロナ禍になり、日本から来る人がいなくなってしまったので、通訳の依頼は激減しました。

私はたまたま、新型コロナ禍直前の2019年に医療通訳技能検定1級を取得していたこともあり、現在の仕事は在住日本人向けの医療通訳が中心になっています。

 

Q:医療通訳の検定を受けたのはなぜですか?

医療通訳に強い興味があったという訳ではないのですが、登録したエージェントに医療通訳の案件が多いところがあり、仕事をする機会が増えました。

当地には日系のクリニックがあるので、日本語でも診療は受けられるのですが、難しい専門治療となるとローカルの病院に行く必要があります。ですので、通訳が必要になるのは複雑な用語が必要な場合がほとんどです。

しかし、症状は人それぞれで、事前にどんな病状の診察か聞いて予習していても、思いもよらない用語が出てくることがあります。例えば、口の症状で診察に来ても、既往歴を聞かれたら、まったく別の部位の病気の名前が出てくるなんてことも。

そんな経験をするうちに、もっとスムーズに医療通訳ができるようになりたいという気持ちを持つようになり、資格の試験勉強を始めました。

 



 

Q:医療通訳には難しい面が多いようですが、どんなモチベーションを持って続けていますか?

例えば、事前に患者さんの病名や症状がまったく分からない時など、きちんと訳せるか心配になることもありますが、それでも、不安な気持ちでいる患者さんにとって自分がいることが支えになれば嬉しいと思い、現場に向かいます。

また、ある時、それまでの治療で医者と意思の疎通が上手く図れておらず悶々としていた患者さんからの依頼で、事前に聞いたお話から、双方の思いが合致することは考えられず、これはハッピーエンディングはないなと覚悟する案件がありました。

それでも、患者さんの気持ちを医者にきちんと伝えることができるよう、一語一句漏らさず、できるだけ忠実に訳したところ、最後に患者さんが「満足しました」と言ってくださいました。そんな風に、クライアントが納得できる結果が導けたと思える時など、やっていて良かったな、と思います。

 



 

習得した通訳訓練メソッドを活用したレッスンも提供

Q:英会話レッスンもされているそうですね

以前、仲間と同時通訳の練習をしていたコワーキングスペースで、日本人向けの英会話教室を共同開催しないかと誘われたのをきっかけに、講師としての活動もやっています。

現在はオンラインで、大学院や、その後もコンスタントに続けている同時通訳のレッスンから得た通訳の訓練メソッドを英会話学習に応用したプライベートレッスンを実施しています。

大学の時に高校の英語の教員資格を取得していることもあり、人によって合う学習方法を考えて提案することができるので、それぞれの方の英語表現が広がるようカスタマイズした、きめの細かいレッスンを提供しています。

※ レッスンの詳細については藤野さんのHPに掲載。

 

ー 流れに身を任せるように医療通訳のお仕事をされるなかで、責任を持って遂行するために資格も取る真面目な藤野さん。IRや国際会議、スポーツ関係の案件も増やしていきたいとおっしゃり、いつでも受注が可能なようにオンラインでの同時通訳練習を欠かさずスキルを磨いているそう。今後のますますのご活躍が期待されます!

 

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【 通訳ってどんな人? Vol. 1 】シンガポール在住 余田愛さん 

「通訳」というと、どんなイメージがあるでしょうか。目にしたことがあるのは、テレビなどで雲の上のハリウッドスターやスポーツ選手のインタビューを訳す姿や、メディアで取り上げられる放送通訳、国際会議通訳など、第一線で活躍するエリート的な人くらいで、自分とはあまり縁がない人、という感覚が一般的かも知れませんね。

実際のところ、通訳の仕事は多岐にわたり、色んな方がいます。利用者が通訳者に直接依頼ができる通訳サーチでは、もっと通訳という職業の人を身近に感じ、利用を考えていただける機会が増えていくよう、登録通訳者の方にお話を聞き、掲載していきます。

第1回目は、シンガポール在住でフリーランスとして活躍される余田愛さん。一見、外国語さえ話せれば簡単にできると思われがちな通訳という仕事の、実際には見えないところで積み重ねられている必死の努力についてお話ししてくださいます。

 



いつも走ってますね、と言われていました

ー 責任感をもって仕事をこなすために寸暇を惜しんで予習に励む日々

 

 

【 略 歴 】

お名前:余田愛さん

通訳言語:英語、日本語

在住地:シンガポール

出張可能エリア:現在はシンガポールのみだが、自主隔離なく渡航可能であれば基本的にどこでも出張可能。

対応通訳形態:ウィスパリング通訳、同時通訳、逐次通訳、司法通訳、

福岡出身で、シンガポール在住歴は約20年。現地の日系企業にて通訳を含む勤務経験を得たのち、現在はフリーランス通訳者として、会議通訳から、ビジネス関連、政府機関訪問、視察、裁判、国際見本市、そして病院や銀行同行などまで、多方面にてご活躍中。

詳細は通訳サーチプロフィールにて。

 

「行動あるのみ」の結果たどり着いた通訳の仕事

Q:通訳の仕事をするようになったきっかけを教えてください。

元々英語を学ぶことに興味があったので、大学を卒業後、アルバイトでお金を貯め、イギリスに語学留学に行きました。帰国後は地元の九州に戻り、仕事を探しましたが、語学を生かせる就職先はなく、英語とは関係のない職場で働く日々を過ごすことに。

その後、もっと大きな街で働くことにチャレンジしてみたいと思うようになり、ちょうどその頃、香港やシンガポールで働く現地採用女性が増え出した時期だったので、せっかくなら海外に行ってみようと、英語の使えるシンガポールにターゲットを絞り、職を求めました。

そうは行っても当時はまだまだ海外に関する情報が少なく、転職活動は結構大変でしたが、仕事を得ることに成功し、渡星して今に至ります。

 



 

シンガポールの職場で、正社員としてこなすメインの事務系の業務に付随して通訳を頼まれる機会が多かったのに加え、子育てに専念していた際、現地で通訳エージェントを経営している知人に声をかけてもらい、アルバイト的に通訳の業務を請け負うこともありました。最初はそんな風に通訳という仕事をするようになったのです。

フリーランスになる前に勤務していた会社では、多岐に渡る業務に携わっており、色々な公的機関や金融機関などを訪問したりと、幅広い経験を積み、通訳としての汎用性が広がりました。

そのような流れのなか、通訳のスキルをさらに向上させたいという気持ちが生まれ、通訳スクールのオンライン講座で訓練を受けるなど本格的にスキルを磨いて、フリーランスへと転身しました。

 

緻密な準備のため遊ぶ時間もない日々

Q:通訳として、どんなお仕事をされているのですか?

現在は、オンラインの仕事がほとんどで、web会議やイベント、裁判所などで通訳をすることが多いです。新型コロナ禍前は、企業や官公庁の現地視察もよくやっていました。フリーランスになった当初は、いただいた依頼はとにかく受ける、というのをポリシーにして、エージェントからくるものは何でもやりました。

日本では専門的分野を持つ人が多いのではないかと思いますが、海外在住のフリーランス通訳は、案件の数と現地の人材に限りがあるため、本当に色々な業界のお仕事をいただきます。

そうなると、お仕事をいただく毎に、その業界の専門用語を事前に勉強しなくてはいけません。資料を事前にもらい、必ず目を通して、分からないところを洗い出し、調べて理解するようにしています。日本語でも聞いたことのないような用語も覚えなくてはいけないことが少なくないんですよ。

 



 

Q:その他に、通訳をする上で努力していることはありますか?

東南アジアのビジネスのハブ都市であるシンガポールにはたくさんの国籍の人が集まります。英語とひとくちにいっても、それぞれに訛りがあり、オーストラリアや南米など、普段聞き慣れていない訛りを持つ人がいると聞き取りが本当に大変なため、事前にスピーカーとなる方のYouTubeを見るなどし、アクセントを研究します。

子供が小さかった時は家事の負担も大きく、遊ぶ暇がないどころでなく、ゆっくりご飯を食べている時間がないこともしょっちゅう。出張の時などは、移動しながら予習、空港のラウンジで食事をしながら予習、その上、知らない土地で目的地を探さないといけないなど、心の余裕がまったく持てなかったり。

現在は、新型コロナの影響で少し仕事のペースが落ちついていますが、以前は、鏡に映るげっそりした自分の姿を見て驚くような生活でしたね。クライアントさんから「いつも走っていますね」って言われたりしていました(笑)

あとは、通訳は人との相性が必要になる仕事ですが、フリーランスの場合、いつも違った方とお仕事することになるため、どんな方にも同じように進んで挨拶をするなど、積極的にコミュニケーションを図っています。また、ハプニングが起きた時でも慌てた顔は見せず、常に笑顔でいるよう心がけています。

 



 

感謝の言葉と、非日常的な体験が糧

Q:大変な仕事をどうやって乗り越えているのですか?

大変なことの多い仕事ではありますが、クライアントさんからいただく「助かりました」などの感謝の言葉をやりがいに仕事を続けています。

あと、1つの企業で働いていたのではできない経験ができたり、普通では会えないような方とお会いできるというのも大きいですね。映画監督や俳優さんなどにお会いする機会もありましたし、政治家の会議に入って、こういうことをやってるんだ、と思ったりしたことなども。

個人的に一番楽しく、印象に残っているのは、シンガポールで、高級ブランドなどの外装とインテリアを一手に引き受けている会社への視察に同行した時です。

こういう風に作られているんだ、というのを見るのが興味深く、よほど嬉しそうだったのでしょう、クライアントさんから「今日は通訳さんが一番楽しそうでしたね」と笑われてしまいました(笑)

 

 

ー お話を伺っていてもずっと笑顔を絶やさず、とにかくポジティブな印象の余田さん。しかし、その裏には、責任感を持って通訳の仕事をこなすため、スレンダーなお体からは想像できないくらいたくさんの努力をされているのですね。

余田さんのインタビューから、通訳の仕事の苦労について少しでもご理解いただければ、他の通訳の方々も嬉しいのではないでしょうか。

 

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職業としての通訳

通訳という職業は、一般的にどういったイメージがあるものでしょうか。通訳者として色々な方とお会し、感じるのは、人前で話す事を要求されるからか、どうやら通訳自体には華やかなイメージがあるということです。実際のところはどうなのか、私が通訳者として実務をこなすなかで感じてきたことを書きたいと思います。

通訳としての異なる働き方

私が通訳を始めたのは14年前。バイトの逐次通訳から初め、その後社内通訳を経験しました。現在は、フリーランスとして活動しながら同時通訳にも挑戦し、始めた当時とは通訳形態や業務形態が大きく変化しました。一口に通訳と言っても、雇用形態により働き方は異なります。
まず、社内通訳は、企業専属でフリーランスと違う点があります。収入は安定し、会社や同僚からメンタル面、体力面、事務面などのサポートもあるので、通訳業務に専念できる環境があります。自分が好きな業種であれば、その分野の知識もどんどん増え、有意義な経験もできると思います。

最近は英語ができる一般社員の方や、日英+他言語を喋れる方もいらっしゃいますので、これからの日英社内通訳者は、専門性などの強み+もう1言語などが必要とされるような時代になってくると思われます。

フリーランス通訳者の場合、通訳だけで生計を立てようと思うとかなりの体力が必要です。既に相当レベルの高い方は違うかもしれませんが、私の場合、特に駆け出しの数年などは、「どうしようこの仕事…..」と思っても選んでいる余裕はありませんでした。そして、通訳業務以外にエージェントとの交渉、スケジューリング、事務作業、書類準備他、自分でやらなければいけない事が沢山あります。

プラス面は、やればやるだけ得られる実績、お客様の期待に応じたいという気持ち、目の前のお客様は1人でも、その方から広がる多くの方々への影響をビジュアル化すると、誰かの役に立ってるんだという実感。そして、「ありがとう、助かりました。」という一言。こういった事が次の仕事へのモチベーションとなります。

経験を通じて実感する通訳という職業の実態

これらの実務経験から私が得た通訳という職業の実態は、いずれの働き方にせよ、数十枚から数百枚に及ぶ英語資料の事前読み込み、準備に取り組むほど時間不足で緊張感が極限までかかったり、専門性が高い内容は激しい脳疲労も感じたりします。現場では、事前に準備していても資料にない専門用語が出たり、スケジュールが告知なく変更になるなどアクシデントはつきものです。

また、お客様とお会いする当日に頑張っても次のチャンスは保証されてないなど、不安があってもそれを見せずプレッシャーを乗り越える度胸、初対面のどんな方とも会話できる対人力など、言葉以外の能力も必要とされます。

このようにメンタル面のタフさも要求され、私は華やかだと思いませんが、いろんな経験ができたり、普通ではお会いできないような方とお話できる機会があったり、常にいろんな知識や新しい事を吸収していけるという点を楽しめる方にとっては、やりがいのある職業だと思います。

 

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【Step by Stepガイド!】通訳者自己紹介文の書き方

 



 

お陰さまで本サイトには、英語だけでなく、スペイン語、フランス語、アラビア語など、さまざまな言語の登録通訳者の方が着々と増えております!コンセプトに賛同する旨のありがたいメッセージも複数いただき、是非ともサイトを成功させたい思いを強くする日々です。

通訳者リストが、検索サイトとして有用な規模になったら、早速方々に利用の呼びかけをしていきたいと考えています。まだご登録いただいていない通訳者の方は、お時間がおありの時に是非ご再考ください。

さて今回は、登録通訳者の方から、プロフィールの紹介文をどうしたものか…という声が聞かれることがありますので、ライターでもある運営者パーソンが、自己紹介文作成が楽になる考え方を順序立ててお話ししたいと思います。

 



 

STEP1  読み手となるターゲットを設定する。

文章の作成にあたり一番大切なことは、誰に向かって語りかけるものか、ターゲットを設定することです。

通訳者の紹介文といえばターゲットはクライアント。しかし、通訳のスタイル等によりクライアントもさまざまですね。

商談メインの逐次通訳者なら、クライアントは海外ビジネスはこれからといった中小企業の方が多いのではないでしょうか。そうすると、「通訳」にはちょっととっつきにくいイメージを持っているかも知れません。ですので、声をかけてもらいやすいような、親しみやすさを感じさせる柔らかい文調がおすすめかと思います。

会議などの同時通訳がメインの方であれば、大手企業やイベンターの方が安心して発注できるような知的さを感じさせる書き方を心がけるのが良いかも知れませんね。

ご自身に発注してくれる可能性があるクライアントはどんな人たちであるか、まず思い浮かべてみて、どんな文章が訴求力を発揮するかを考えることが文章作成の取っかかりとなります。

 

STEP2  ターゲットに伝えたいことは何か考える

ターゲットが決まったら、伝えたいことも浮かびやすくなりますね。自分に発注するクライアントはどんな通訳を必要としているのかを考え、スキルや実績など、魅力的に思われる事柄を挙げていきましょう。

経歴、実績の他、海外経験、留学や現地での就労歴は語学力が磨かれているような印象を与えることが多いようです。

商談通訳が主な方であれば、クライアントは言葉の通じないなかでの海外進出に緊張感を抱いている人が多いので、やはり、コミュニケーション力や交渉力、ローカルの文化や習慣の理解などがありビジネスのサポートとなることを伝えれば心強く思ってもらえるでしょう。

2020年からは、オンライン通訳が普及しつつありますので、web会議やオンラインセミナーなどの経験があり、Zoomやスカイプ、その他のソフトの使用に慣れていること、自宅の環境が整っていることなども、特に同時通訳者の方などにとってプライオリティとなりそうです。

 

STEP3  まずは浮かんだアイデアをざっと書き出してみる

道筋を立てて考えようとしても、文章がまとまらないことは多々あります。そんな時は、前後の脈絡を考えず、まず、略歴、勤務経験、通訳経験、海外歴、性格など、書きたいことをブロック(段落)に分けて書いてみます。それから、繋がりやロジックを考慮しながら各ブロックの順番を考えると上手くまとまっていきます。

 

STEP4  書いた文章は一度寝かして再確認

文章を書くにあたっては、一気に終えてしまおうとしてはいけません。考えがまとまらない時は、STEP3で書き出した事柄を適当に並べておいて、しばらく他のことをしているのも手です。

他の情報を取り入れた脳はリフレッシュされ、文章作成に戻った時に以前と比べてはかどるということは多々あります。

また、文章というものは、完成させたと思っても、後から見直すと、文法や漢字の間違いだけに限らず、文章としての全体のロジックや展開など、修正点が必ず見つかるものです。

書き上げてから、できれば一晩、時間がない時は数時間経ってから読み返し、修正することにより、文章の完成度が高まります。

 

いかがでしたか?少しでもお役に立てれば幸いです。悩むということは、それだけ真剣に向き合っているということ。クライアントに訴求力のある良い紹介文を書ける可能性が高いのではないでしょうか!

プロフィール作成を難儀に感じていらっしゃる場合は、プロフィール作成プランもありますのでご利用ください。現在、無料登録モニター募集中につき、プロフィール作成も料金の発生なく無料にて承ります。

 

 

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